各院所で指導者が研修マニュアルに基づき、各個人の成長度合いに応じた指導を行っています。

 

@患者対応
 ○患者導入、主訴を聞いてカルテに記載
 ○前回の予後について聞く
 ○当日の治療計画を説明する、治療計画の理解

A診療補助
 ○カルテ用語の理解
 ○準備(根治、根充、抜歯、難抜歯 FOP、CR、印象、
   Den関係)

 ○アシスト(バキューム、ライト、3wayシリンジ、根治、
   CR、印象など)

B診査
 ○歯式をとる、P検査をする
 ○パノラマ、×−ray(上顎・下顎前歯、小臼歯、
   大臼歯)の準備

C印象・仮封
A
 ○模型用の印象、対合歯の印象をとる
 ○ワックスバイトをとる
 ○デュラシール、ストッピングを使う
B・印象(単冠)
 ○印象前の止血
 ○メタルコア、CK、FCK、前装冠の印象
C・印象(連冠)
 ○前装冠、支台歯の印象
 ○支台歯4本以上の印象
D充填
 ○セメント充填を行う
ETEK
 ○BrタイプのTEK
 ○2歯以上つながったTEK
 ○Denに合わせたTEK
FP
 ○縁上、縁下歯石をとる
  ○スケーリング、歯面研磨を行う
  ○歯周基本検査を正確に行いSRPができる

Gサプライ関係
 ○器具の後始末、滅菌、消毒、薬液の調剤
 ○感染患者の準備、後始末、滅菌、消毒
 ○サプライ全体の流れを理解

入職後1ケ月は初期研修として、@〜Cのような
基礎的な事を学びます。その後2ケ月でD〜G
のような実践能力を身につけます。10人程度の
指導医が各項目の担当医になり、研修を行います。

@民医連医師として、口腔内診査・
  問診・視診

民医連職員として
民医連綱領と歴史、開業医との違い
歯科医師として
職員の中での医師の役割
患者をみる視点
口腔内審査
歯式がとれる
視診・触診・打診・冷温診など
患歯の判別
問診

主訴・病歴・既往歴・特異体質、アレルギー
A保険制度・カルテ記載
保険制度の概要
保険の種類と一部負担金
カルテ記載について
傷病名
老人保険

Bレントゲン撮影・読影

デンタル撮影が正しくできる(二等分法)
フィルムの位置付け
垂直的・水平的角度
パノラマを撮る
現像を行う
歯・歯周組織の病変を読影する
顎骨の病変を読影する

CImp・TEK
アルジネート錬和から印象採取の流れ
メタルコアとインレーの流れ
FCK・前装冠の印象
フリツジの印象
TEK作成の基本
前装冠・FCKのTEK(既存レジン歯)
臼歯郡ブリッジ、ロングブリッジのTEK
○その他にも、
・スケーリング・P検査・問診l・視診
・麻酔、薬剤
・模、個人トレー
・技工物調整
なども初期研修にもりこまれています。

D診断
Caries
根尖病巣
顎骨の病変(上顎洞)
顎関節の病変
口腔軟組織の病変
唾液腺の病変
咬合診断

Eデンチャー
印象
咬合採得
BTをみる
試適
完成

F保存療法
う蝕除去
フクトウ
CR(WSD、隣接面・咬合面Caries)
In(1級・2級・MOD窩洞、印象、仮封)

GCr・Br
全部鋳造冠の支台歯形態と形成法
暫間保護処置
クラウンの試適、研磨
前装鋳造冠の支台歯形態と形成方
歯肉圧排法


○その他にも
・歯内療法
・外科
・小児科
・P
などが研修項目としてあります。




医師研修 マニュアル
歯科衛生師 研修マニュアル

※マニュアルは一例です。