| 京都民医連の研修理念 |
|
私たち京都民医連に働き、研修する医師に共通する原点は、「患者さんの病だけを診るのではなく、患者さんを臓器の集合体としてのみ把えるのでもなく、そこに生きて働き、生活する人間として、患者さんをまるごと診ることのできる医師になりたい」ということです。
それは、人を「生活者」として身体・心理・社会の各側面からとらえ、予防・診断・治療・リハビリテーションという幅広い保健医療行為をもちいて、その解決の方策を探るということです。そしてまた、必要な社会的資源を活用し組織するプロセスです。
また、私たちが目指すこの営み(日々の医療実践)は、一人一人の医師単独で完遂することは必ずしも容易ではなく、ほとんどの場合、協力しあえるチームや組織を必要とします。さらにしばしば社会制度の変化を待たねばならない問題を含んでいます。
私たちが、このような医師像を志向しているのは、それが私たち自身の要求であり、やりがいであるからです。同時に、日本と世界の医療の中で、患者・障害者をはじめとする、一般市民の求める医療のあり方であると考えるからです。そしてこのことは、まっとうな医療を受ける権利を当たり前のものとして保障しようとする、さまざまな市民の営みの一翼を担うものと確信しています。
私たちはこの目的に近づき成長するために、まず、第一に、患者さんから学びます。患者さんやその家族のさまざまな思いを謙虚に受けとめ、おかれた状況を理解することに努め、これを患者・家族と共同で解決しようとする実践の中で学びます。
第二に、主体的に学びます。教えられ、働きかけられるのを待っているだけではなく、今何が必要か、常に問題意識を持ち、情報を収集し、周囲に働きかけつつ思考し、積極的に学びを求めて行動します。
第三に、チームの中で学びます。コメディカルスタッフや医師集団の中で対等で率直な相互交流をし、チームの一員としての役割を果たしながら研鑽を積みます。
こうした姿勢を堅持し、時に振り返り、それまでの到達点と今後の課題を整理しながら、不断に成長していける学びの方法論を身につけることが、私たちの初期研修の基本的理念です。 |
|
|
| 初期研修2年間の研修目標 |
- 地域と臨床の場で経験し必要とされる機会の多い、基本的診療能力(知識・技能・態度・総合的判断力)を獲得する。
- 医療と社会の結びつきを理解し、地域のすべての患者・住民の人権を守り、健康と幸福を追求する医療チームの一員としての素養を養う。
- 弛みない医学・医療の進歩・発展に応じ学習を進め成長する姿勢を培う。
|
|
|
| 研修を行う施設 |
- 臨床研修指定病院(管理型):
- 京都民医連中央病院(内科、外科、救急、小児科、産婦人科、精神科、整形外科、泌尿器科、病理科)
- 臨床研修指定病院(協力型):
- 京都第一赤十字病院(眼科、耳鼻咽喉科)
京都民医連第二中央病院(地域プライマリケア、精神科)
上京病院(地域プライマリケア)
吉祥院病院(地域プライマリケア)
京都協立病院(地域プライマリケア)
- 研修協力施設
- 吉田病院(精神科)、仁和診療所(地域保健医療)、春日診療所(地域保健医療、精神科)、朱雀診療所(地域保健医療)、京都民医連太子道診療所(地域保健医療、小児科・精神科の外来研修のみ)、あやべ協立診療所(地域保健医療)、たんご協立診療所(地域保健医療)、まいづる協立診療所(地域保健医療)、てらのうち診療所(地域保健医療)、九条診療所(地域保健医療)、京都民医連あすかい診療所(地域保健医療)、川端診療所(地域保健医療)、東山診療所(地域保健医療)、かどの三条こども診療所(小児科)、吉祥院こども診療所(小児科)、かみの診療所(小児科)、介護老人保健施設西の京(地域保健医療)、訪問看護STもみじ(地域保健医療)、訪問看護STさわやか(地域保健医療)、総合ケアSTわかば(地域保健医療)、あさくら診療所(地域保健医療)
|
|
| 詳細は京都民医連中央病院 |
 |
を参照ください |
|