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民医連について

私たち民医連は、無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす組織です。

“いのち”“民医連綱領”“日本国憲法”を何よりも大切にして全国47都道府県で、8万2千人の職員が370万の共同組織とともに、地域での連携を強めながら日夜奮闘しています。

人権を尊重し、一人ひとりに寄り添い、地域社会にも目を向けた医療・介護活動

民医連は、何よりも患者さんの人権を尊重します。医療活動は、患者さん・ご家族の主体的な理解と参加なしでは成り立ちません。患者さん自身の納得と合意、自己決定を大切にし、共に医療に取り組むことが私たちのスタンスです。そして、様々な職種が協力し合って、技術の向上を図ると共に、安全、倫理、臨床指標など医療の質を高める取り組みを進めています。 そして、何よりお金のあるなしに関わらず、すべての人が平等に医療を受ける権利を大切にしています。

社会にしっかりと目を向けて

病気の背景には仕事や生活環境、貧困や公害など社会のありようが大きく影響しています。民医連は草創期の1950年代から、疾病を生活と労働の視点から捉えることを重視してきました。2000年代、疫学研究の成果によって国際的にもSDH(social Determinants of Health・健康の社会的決定要因)の重要性が強調されています。民医連は気になる患者さんや利用者さんの事例を多職種で共有し、仕事や生活の背景をつかむことや、地域にでかけて相談会を行うなど、SDHの視点で医療や介護をすすめています。 また、まちづくり、健康づくりの活動にも力を入れ、国際的なネットワークであるHPH(Health promoting Hosupitals and Health Services)への参加をすすめ、災害医療支援にも取り組んでいます。 全国のネットワークを生かして、経済的な理由で受診できなかった手遅れ死亡事例調査、介護の困難事例調査、生活保護実態調査、若年性2型糖尿病調査などに取り組み、記者会見や本の出版を通して医療・介護の実態を社会に発信しています。

各地での災害医療支援活動に取り組んでいます

西日本豪雨災害・広島へ支援に
熊本地震での支援の様子