民医連のここが知りたい

みなさんに、もっと民医連のことを知ってもらいたい!
ここでは、エピソードに入りきらなかった民医連の魅力をQ&Aで紹介しちゃいます。

Q.研修やキャリアアップはどうなっていますか?

A.
卒後3年間を初期研修期間として職場全体でサポートするとともに、身近な先輩が個々人の技術やペースを見ながら援助を行います。4年目以降は京都民医連としてのリーダー研修、職場では中堅研修が行われます。看護協会、その他の外部研修にも積極的に参加しています。
職場内教育と民医連での集合教育、外部研修、研究発表を組み合わせることで、総合的な看護力を身に付けることができます。
将来的には診療所勤務、訪問看護など多彩なフィールドとともに、看護教員への道も開けています。

患者さんも看護師自身も満足できる看護を

京都民医連中央病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 坂田 薫

 看護師になって20年。師長の勧めでリーダー研修、臨床指導、副主任、主任とキャリアを重ね、現在は外科・消化器内科・泌尿器科病棟の師長をしています。昨年、看護部長の推薦を受け、京都橘大学看護研修センター・皮膚・排泄ケア認定看護師のコースを受講、今年無事、認定を受けることができました。今後は認定看護師としてキャリアを積み、患者様の満足はもちろん、看護師自身が満足できるケアの提供を行い楽しく働くことが目標です。

Q.ママになっても働きやすい職場ですか?

A.
妊娠判明後の夜勤制限、産前産後休暇、育児休職、介護休暇など労働条件を整備し、母性保護をすすめ、女性が働き続けられる職場づくりをみんなの課題としてとらえています。人生経験を重ねたことで得られる豊かな看護観、職員の層の厚さなどを大切にしています。

より広い視野で患者さんに関われる

葵会総合ケアステーション 看護師 土居 今日子

 就職して7年目、2児の母です。病棟から始まり、育児休暇明けてまた病棟、2人目を産み、現在は訪問看護ステーションに勤務。母として、妻として、娘として...とより広い視野で患者さんや家族と関われるようになりました。両立は大変ですが、仕事で疲れたときは子供との無邪気な会話に癒され、育児で息詰まったときは仕事が気分を変えてくれ、ヒステリックになりそうな時でも心のバランスを保てます。また、先輩ママナースに愚痴を言えるのも有り難いです。

Q.京都民医連が大事にしていることって、どんなことですか?

A.
良い医療・看護にとって平和は不可欠。日本国憲法はいかなる戦争にも反対し、平和な社会で生きる権利、幸福を追求する権利をうたっています。民医連は憲法を守り、生活の中に生かすことを求めます。病気の背景にある社会的な問題、世界の動きにも目を向けて、誰もが安心して生きられる社会をめざします。次代をになう青年に、平和のとりくみの先頭に立ってもらいたいと思います。

かけがえのない命を守るために

吉祥院病院 看護師 山口 翼

 全日本民医連の「辺野古連帯支援行動」で、アメリカ軍基地建設に反対するおじー・おばー達の非暴力の闘いを知り、「平和って大事!」「平和についてたくさんの人と考えたい!」と思うようになりました。患者さんの命に関わる仕事をしていて、"命"は尊く、誰にも奪う権利はないと日々感じます。平和だからこそ、命や健康を守る看護を実践でき、プライベートも充実させることが出来ます。これからも平和に対する知識を深め、広めていきたいです。

Q.民医連は京都以外にもあるんですか?

ジャンボリーでの1コマ

A.
民医連は全国1,700以上の病院や診療所、薬局、介護施設などが加盟しており、47都道府県すべてに事業所があります。それぞれの地域で、なくてはならない医療機関・介護事業所として役割を果たしています。
全国の民医連で働く若手職員同士が交流できるのが、2年に1度開催される「ジャンボリー」です。医療のことや平和のこと、民医連のことを学びます。
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